
R1-Z@S号 2011年4月度の整備記録
2011.5.7

4月某日、去年に引き続き、今回も立ちゴケをしたのです。

去年のときは、ブレーキレバーが曲がったのを修理したのみで、バックステップの交換は行いませんでした。
ステップが折れたわけではないのですが、フレームのステップ取付部分が内側に入り込んだ症状でした。
でもまだ、104氏が育児に仕事にと多忙を極めていることもあり、特にツーリングに行く予定もないので、そのまま放置していました。
今回の立ちゴケ(もちろん単独)は、急に目の前の車が止まって、それに気づくのが遅く、気付いてからのブレーキングでフロントロック。
フロントからザザッと転倒しました。
単車が股下で、右側に倒れ、私自身は、右足をついて立ったまま、地面に転がることは回避することができました。
しかしその時、後続車もいたので、その運転手の方は大変びっくりされたことであろうと思い反省しています。
ほんの数秒倒れた愛車を見つめてしまう私がいました。
その後、エンジンを切って信号が変わらないうちに立て直し路肩へ移動。
また、ブレーキレバーを傷モノにしてしまいました。
ステップは、ブレーキバーが曲がって・・・・・これは別に構わないのですが・・・・
フレームのステップ取付部分がより内側に入り込んでしまったのには大変に凹みました。


転倒時、ステップが、スイングアームにぶつかっていたのでしょう。
スイングアームに傷がついており、更に凹みました。


でもね、起きてしまったことにいつまでも凹んでいてもバイクは直りません。
104氏がこの場にいたなら、素敵なネタをありがとう!と悪魔のほほ笑みを浮かべることでしょう。
そうですね。
時間は巻き戻りません。
少し悔しいですがどうせなら、潔くネタにされましょう。
自ら進んで(苦笑)
そう言う訳で、104氏に素敵なネタをプレゼントすべくキーボードを叩く次第です。
まず私は、今回の立ちゴケで損傷したそれぞれの部品を購入し、交換を行いました。
ステップの交換から始めました。
私が装着しているのはフェイズ製バックステップです。
104氏がR1-Z乗り時代に装着しており、性能対コストのパフォーマンスに絶賛を送っていた製品です。
でも、買い直そうとすると・・・・・最初に買った時より値段が高くなっているではありませんか。
時代の流れなんですかね。
でも、3000円追い金することで、可倒式仕様にできるようになったみたいです。
そんな中、私はまた固定式を購入しました。
これは固定式であるからこそ、転倒時に守られる部分も少なからずあるという判断からです。
可倒式との利点を私なりに判断して、選びました。
私の頭の中では・・・・
・可倒式 ステップは転倒時ポキッと折れずに守られる、でもツッカエ棒の役割をしないので車体側にダメージが大きい。
・固定式 ステップは転倒時ツッカエ棒として犠牲に(折れる可能性も存分にあり)、でも転倒時車体側ダメージを最小にすることができる!?
104氏がこれを聞いたら高笑いしそうです。
―――固定式でフレームのステップ取付部分曲げてたら意味ねーやわいね!―――と。
でもいいんです。
どうせコケたら固定式でも可倒式でも愛機は悲しく壊れるのですから!
しかし、数か月以内に2度の立ちゴケを喫し、私のR1-Zのステップは見るからに車体内側に入り込んでいます。
そしてブレーキレバーが曲がっていて、擦り傷があるのです。
さらに内側に入り込んだことによって、リアブレーキマスター可動部が斜めになっていました。
六角レンチ、スパナ、グリス、ねじロック等を用意します。
ステップ取り付けフレーム側のステーはもちろんフレームに溶接で固定されています。
この為まずこの部分を梃子の原理を利用して、力尽くで引っ張り出そうとしました。
でもこれが、滅茶苦茶固いのです!

手持ちの工具ではどうしようもできないことが判明しました。
溶接部なので、無理に曲げようとすると折れそうで怖いという思いもありました。
取敢えずここは放置プレイ決定です。
そのうち、赤男爵あたりで直してもらう予定にします。
その他、ステップ周り修理ですが、ステップバーとこれが取り付けられているステーの交換をしました。
取り付けボルトも壊れていました。
壊れた部分だけ新品部日を使用し修繕、残りはストック部品にしようと計画したのですが結局右ステップすべてを新品に交換することになりました。
空は曇り、風は強く、とても寒いです。
そして・・・・時折小雨。
作業を進めていくとバー自身がダメージを負って、取り付けボルトに負荷がかかっていた模様であることが分かりました。
ボルトを取り外すとき、そんなに力を入れていないのに・・・・ステップ固定用ボルトはねじ切れてしまったのです。

転倒というダメージがなくても、走行距離を重ねていると疲労破壊が起こって折れてしまう危険性もあると感じました。
結局ステップは消耗品であり、定期的にメンテを重ね、時間管理で交換しないといけない部品だと思い知らされました。
今回ステップに社外チャンバーを取り付けるための部品は組み込みませんでした。

ステップ本体を車体に取り付ける際、アルミのカラーが入っているのですが、これも転倒によって変形している可能性があるので、全部新品に交換しました。
でも取り付けを終えてみると、やはりステップは内側に入り込んでいるのです。
左右のステップを見比べても明らかです。
左右とも転倒しているので、どちらが正しいかはわからないのですが(苦笑)
でも、少なくとも左の方がマシなことは分かるので、それに合わせようと、強行(荒行)作戦にでました。
まず本体取り付け、増し締めを確実に行いました。
その後、単車の後ろに回り、タンデムシートのベルトを両腕でつかみます。
そして右足をステップにかけ、腕を引きながら、右足をステップを出したい方向に思いっ切り力を加えるのです。
なにかを吹っ切る決意、やっぱり折れてもいいやという(前向きな)気持ちが必要でした。
これを何度も繰り返し行いました。
かなり力技でステップの位置を戻し、微調整の為に、カラーをもう1枚入れ、なんとか満足できないこともない位置に修繕しました。

今回の作業で、思い知ったことはやっぱり転倒しないに越したことはないということです。
次にレバー、グリス、マイナスドライバーとスパナを用意し、ブレーキレバーの交換をしました。
ボルト緩めて外して、ボルトにグリスを塗りたくり、新しいレバーを組み込み、ボルトで締め完成です。


非常に疲れました。