
KSRⅡ (B6) 80cc
KSRⅡ@104号 キャリパー交換
2017.6.1

KSRⅡ@104号のフロントブレーキは本当に利かない・・・。
走行中どれだけブレーキレバーを握り込んでもまったくロックの兆しもないのは、決して104氏の貧弱な握力のせいではない筈である。
これを証明すべく (いや、本当は利かないフロントブレーキでは危ないし走りのリズムが取れないからなんだけど・・・) キャリパー交換するのである!!

どのキャリパーに交換しようか? と考えに考えた104氏である。
――― ブレンボ4POTはデカ過ぎるんよねぇ・・・ブレンボカニは小さ過ぎるんよ・・・サポート要るのも小さいKSRにはなんか気分じゃないやわいね ―――
あれこれ考えを巡らし、結局落ち着いたのはレーサーであるKXに採用されているTOKICOのキャリパーである。
――― これならサポートも要らない、片押し2POTなんで大き過ぎず純正然としていていい感じになるはずやわいね! ―――
ま、104氏的には、採用理由としてそんなところらしい。
しかし、筆者が独自でこのキャリパーの評価をリサーチしたところ、これが中々上々のものであったので安心して執筆していられるのである。

早速、パッドの装着組み立て作業に入る104氏。

あまりにも基本的な作業過ぎて紹介しているサイトも少ないので、ここに詳細に書いてみようと思う次第である。
(バイクいじりって楽しそうだし俺もやってみよう!、そう感じてもらえる読者諸賢が少しでも増えたら嬉しいのである)

パッドを用意します。
――― ふふふ、事前調査をしたんよ。 コイツは中々評判がよろしいやわいね! ―――
デイトナの赤パッドなんかよりずっと高価格なのであるから、これで利かない奴ならレーサーに純正採用されていないのである。

品番覚書。

組み立て開始 (この時点では暑いのでガレージではなく家の中)。
今回、パッドの背面には鳴き止めのグリスなどは塗らない方針。
――― 自分でマメにメンテするなら敢えて鳴き止めグリス塗布はいらんと俺は思う派なんよ・・・
♪鳴くのなら、鳴いてから考えよう、ブレーキシステム・・・ ―――
ホトトギスに行動方針を映した3大俳句になぞらえて阿呆な歌を歌う104氏。
・・・しかし、単にガレージまでグリスを取りに行くのが面倒くさかっただけだと筆者は見抜いている。

――― こんな感じでパッドを入れるんよ ―――
ちなみに各ピンへのグリスアップも行わない104氏。
そんなにガレージにグリスを取りに行くのが面倒なのか・・・。
――― 五月蠅いやわいね! 新品キャリパーなんで問題ないやわね!!
♪動き渋いなら、渋さ感じてから対策、グリスアップ・・・ ―――
すでに俳句のリズムずら刻めていない104氏である。

――― 次はこの向きで入れるんよ ―――

――― こんな感じになるやわいね ―――

――― 画像でいうところの奥の方(104氏の指の方)にパッドがお互い中央に入り過ぎないようにする爪のついたプレートがいるんよ ―――
そいつにちゃんとパッドが引っ掛かっているかを確認するのを忘れずに。

それでは、キャリパーにパッドが無事取り付け出来たところで、ガレージに身を移し、交換作業開始なのである。

外す作業は簡単簡単。
GPZ900R@104号はショップ任せ方針だったので、ウキウキ作業にかかりだす104氏。
――― うむ、サイトの運営的にもやはり自分の手を油で汚さにゃいかんのだよ諸君っ! ―――
勝手な言い草であるが、筆者としてはこの104氏のやる気は執筆に非常に助かるのである。
油に汚れた手でアイフォンカメラを操作し、ネタ元の画像を採り乍らの作業故、ピンボケは先刻御承知頼むよ!と104氏は宣う。

――― うぬぅっ!! ピストンを押し戻しきれなくてホイールリムに干渉しまくりなんよっ!!!
KSRⅡを入手した直後に純正鉄っちんホイールを捨て、
2013年からのKSR110に採用されているエンケイ製アルミ純正ホイールへ換装したせいやわいね!!
捨てられた純正鉄っちんホイールの呪いか?! ―――
と喚きながら、
苦戦を強いられる104氏。
(このアルミホイールを履くKSR110だって同じ構造的大きさのキャリパーを採用しているのでこのホイールのせいではないw)
(しかし、KSR110用のブレーキローター外形は200mmに対し、KSRⅡのそれは210mmなので苦戦するのも分からんでもないww)
(とりあえず軽いネタになるので104氏にはウゴウゴ苦戦してもらうに越したことはないwww)
ヘンテコな呻き声とともに、ローターに梃子の原理でパッドを押し付け無理やりピストンを押し込む荒業で事無きを得る104氏。

――― なんだかパッドがネチョネチョしてるんよ・・・ ―――
KSRⅡ@104号は自分で出来ない(というか果てしなく面倒くさい)作業としてフロントフォークOHをエンジンフルOHと共にしゃぼん玉で施工済み。
施工前のフロントフォークはオイルダダ漏れだったので、そのオイルをブレーキパッドが思いっきり吸ってしまっていたのだと思われる。
――― 全っ然フロントブレーキが制動力を発揮してくれなかったのはこのせいかいやっ??! ―――
事実に気付く104氏。

――― ま、このキャリパーさんのせいではなかった制動不良なんやけど、せっかくKX用のキャリパーを購入してしまっているんで・・・
いままでありがとうやったんよ、うむ、サヨウナラやわいね ―――
これからKSRⅡを購入することがあるかも知れない読者諸賢がおられるかも知れないので、
純正フロントキャリパーはもしかしたらそんなに悪くないのかも知れない、104氏の入手した個体はパッドがオイルを吸っていて制動不良だったと伝えておく次第である。
しかし、104氏の判断により、この純正キャリパーが新品のパッドを装着して走行テストされることはもう二度とない。
故に当方では、純正キャリパーの性能は不明のままである。

いままであれば、こういう子部品は完全に新品へ交換がデフォルトの仕様であった104氏。
どうやらKSRⅡ@104号にあっては方針の転換をはかり、パティーナ的美しさを追求するようである。

――― 年月を得て大切にケアされた部品群からなるバイクは美しい筈やわいね ―――
良くも悪くもGPZ900R@104号のカスタムコンセプトとその仕上がりが104氏をパティーナ重視主義へ走らせる。

――― うむ、キャリパー取り付け時の遊び殺しも忘れずにやったんよ ―――
結構これ忘れられがちなのである。
(104氏だけか・・・?)

現在、104氏は作業時のトルク管理にKTCのデジラチェを扱いトルク範囲が異なる2本使いで愛用している。
巷ではいろいろ言われている側面もあるこの製品たちであるが、104氏的には非常に使いやすいそうである。
――― トルクのセットの仕方が簡単でかつ何個もメモリー出来て良い感じなんよ、
音で設定トルク近辺から到達までを案内してくれるから楽ちん楽ちんやわいね ―――

――― エア抜くんよ、ゴールはもうすぐやわいね! ―――
若干写真を撮りながらの作業に疲れを見せる104氏。

――― うむ、この金魚ホース内径少し大きいんよ・・・気泡が全然収まらんと思ったら・・・
キャリパーのフルードドレン接続口のホース隙間から大気を吸って気泡が出ていたんよ・・・ ―――
ヤフオクで買える便利グッズであるが、ホースはもう少し適したものに交換した方が良いと104氏は言う。

――― 寝かせればいい味が出るというものではないっ! ―――
備えあれば憂いなし、を地で行く104氏は買い置きが大好きであるが、計画性が皆無であるので各買い置き品がいつ使われるかは不明なのである。

――― 五月蠅いんよ、筆者よ。 中身はキレイ、きっと大丈夫、これが備えあれば憂いなしということやわいね! ―――

――― 出来たんよっ!!! ―――

おしまい。